債務整理で得られる効果 生活は建て直せる

2016年9月28日

実際に債務整理を行うとどういった効果が得られるのでしょう。

厳密には前ページで紹介した4つの債務整理方法でそれぞれ違いがありますが、ここでは一番手軽でリスクのすぐない任意整理に焦点を絞ってその効果を検証していきます。
※他の整理方法は基本的に任意整理よりも効果の大きい方法ですので、ここに紹介する効果を含みます。

相談・受任時の効果
和解成立後の効果

債務整理の相談の段階で即実感できる効果

まずは、債務整理(任意整理)を法律事務所に相談し、弁護士さんに「受任」してもらった時に即日実感できる効果を見ていきましょう。
相談はウェブや電話で無料相談ができますから、早ければ今日実感できる効果ということになります。

まずは心が軽くなる

借金は人には相談しづらい問題です。
家族にも内緒で今まで一人で問題を抱えて借金に対処してきた人も多いはず。
それをいきなり弁護士さんなんかに相談できるかという気持ちもわかります。

しかしおもいきって借金の専門家・法律家の先生に相談することで、今まで抱え込んできた心の重荷をドサッと降ろすことができます。

弁護士さんだからってそんなに怖がることはありません。
いきなり怒られたり、借金を責められたり、ダメ人間の烙印を押されるなんてことは一切ないと思って大丈夫。
(債務者さんを上から目線で見てくるそんな事務所があったら、このご時世すぐに過当競争の波にのまれて沈没です。)
今の債務整理を専門とする法律事務所は、かなりの数の相談を受けて債務者さんの心理状況をよく理解しており、とてもやさしくスムーズな対応をしてもらえるはずです。
がんばって決心して相談した人はちょっと拍子抜けするくらいかもしれません。

債務者さんの多くが、法律事務所に相談をした時の心境を体験談の中でも語っています。

本当に心が軽くなった。
孤立無援の自分に心強い味方ができた。

と感じられます。

借金の本当の問題は、実は心の問題でもあります。
返済で追い詰められた心、滞納の罪悪感、迫りくる返済日などで債務者さんはおおきなストレスを抱えている状態です。

誰かに相談できるだけでも、実にほっとするものです。

受任通知の絶大な効果 業者からの督促と返済がストップする

無料相談後に、即日受任というケースも多くあります。

受任とは別ページでも詳しく説明しますが、弁護士・認定司法書士さんに代理人になってもらうことです。
法的に資格のある代理人を立てることで、債務者は借金に関すること一切を代理人にお任せすることになります。

そして代理人となった法律事務所(弁護士・認定司法書士)は、「受任通知」というものを債権者(金融業者)に送ります。

受任通知とはどんなものかというと、
「私が○○さんの代理人になりました。○○さんの借金について話し合いをしましょう。話し合いの決着がつく(和解)までは一切返済はしませんよ。」
というものです。

個人ではちょっとありえない大胆不敵な挑戦状ですよね(゚_゚i)
これも法律家のなせる業。

受任通知の効果は絶大です!

これを受け取ると今後一切、金融業者からは債務者への連絡や返済督促などができなくなります。

これは法律(貸金業法21条1項9号)で定められたことなので、金融業者も守らざるをえません。
※まれにこれを知らずに債務者に直接連絡して返済を求めてくる業者もあるようですが、その場合は「すべてを○○法律事務所にお任せしましたので今後の連絡はそちらにしてください。」と言えばOKです。

これが受任後の一つ目の効果「督促がストップする」ということです。

そして、受任後に和解が成立するまでの数か月間の間は、借金の返済をしなくてよくなるのです。

これは和解が成立する前にちょっとでも返済をしてしまうとせっかく話し合っている問題が流動的になってしまうのを防ぐために法律が定めているのです。

もちろんその間の遅延損害金なども発生しませんのでご安心を。

心をすり減らすような返済の日々は一旦ストップして、数か月間の凪(なぎ)のような平穏な日々が始まるわけです。

債務整理が完了した(和解成立)後の効果

受任通知を送付した後、法律事務所は依頼人である債務者の借金状況を詳しく調べ、依頼人に最大有利になるように各金融業者と交渉をすすめます。

その間も、依頼した債務者さんは大船に乗った気持でいられます。(※もちろんその分の報酬は払うわけですが・・・)

和解が成立するまでの平和期間に、債務者さんは弁護士事務所への報酬の支払いを開始します。

この方法は別ページでも詳しく説明しますが、分割払いや積立金制度を利用することで、無理せず支払っていけるようになってます。
※少なくとも今までの返済に追われている日々よりは楽になるように支払プランが立てられます。

そして和解後・・・

債務整理の一番の効果が発揮されていきます。

注意)和解後の効果については、借金の状況や法律事務所の交渉力などによって違いが出てきますが、まずは基本的に得られる効果を見ていきましょう。

引き直し計算で借金の総額が減額する

債務整理の最大の効果の一つとして挙げられるのが、借金総額の減額です。

さまざまな状況で違いが出ますので一概には言えませんがほとんどの人が借金の総額が大幅に減ります

代理人である法律事務所は法的な根拠をもとに減額の交渉にあたるので、相手方の金融業者もそれ応じることが多いのが実情のようです。

どれだけ減額されるのかは、返済してきた期間の長さ、これまで支払った金利などによって違いが出てきます。

これには「借金の引き直し計算」という上級テクニックが関わってくるのですが、そのへんについては別ページで詳しく解説しますね。

将来の利息を支払わなくてよくなる

債務整理のメインとなる効果として、将来の利息カットがあります。

どういうことかというと上記で和解した残債を期間を決めてこれから返済していくのですが、その際に利息は取られないということです。

この利息カットは債務整理の効果としておまけ程度に考えている人も多いようですが、実は借金総額の減額と同じくらい大きな効果があります。

借金には高い金利がかかりますよね。今だと18%、昔なら最大で29%も。
この金利を甘く見ると痛い目をみます。

月々返済のローン契約だと、この金利がびっくりするくらいの額になるのです。
そして返済期間が長くなればなるほどその額は膨張します。

今後利息は取られないということは返済する側から見るとかなりの借金圧縮効果になるのです。

金利のマジックについては後ほど説明します。

実現可能な計画的な返済プランを立ててもらえる

貸金業者と交渉に入る前、依頼を受けた法律事務所は必ず依頼者が月いくらくらいならゆとりを持って返済可能かを確認します。

その人の毎月の収入や必要経費で変わってくることですが、月収40万円の人なら10万円くらい、手取り20万円なら5万円くらいなら返済できるなどなどです。
※これは最初の無料相談時に必ず聞かれることなので事前にある程度決めておくといいでしょう。

このゆとりある月々返済額をもとに法律事務所は貸金業者と交渉していきます。

そして勝ち取った和解額を、3~5年を上限にして、返済プランを立てるわけです。

今まで毎月の返済で火の車だった債務者さんでも今後は自分で決めた余裕のある返済額で計画を立てられるので確実に状況が改善されます。

借金生活とサヨナラできる(借金依存を断ち切れる)

最後に。

デメリットとしてよく語られることですが、債務整理をすると債務者さんは今後一切借金ができなくなります。(いわゆるブラックリスト入りとも言います。)

ATMでは新規借り入れは受け付けてもらえませんし、クレジットカードの利用も同様で、債務整理を依頼するとその場ですべてのクレジットカードにハサミを入れられます。(または自分でハサミを入れさせられます。)

強制的に借金への依存を断ち切られるこの儀式のような瞬間も、債務整理体験者の多くが衝撃的に語っています。

今まで依存していたカードたちが無残にも切り刻まれる情景はまさに衝撃的です。

しかし依存している反面、実はそのカードに支配されていたという側面もあることを忘れてはいけません。

借金の呪縛からの解放。

借金ができなくなる=借金への依存を断ち切る

と考えてみましょう。

ブラックリスト入りと聞くとなんだかとても不安になりますが大丈夫。

なぜなら債務整理をすることで無理のない返済プランが立てられますので、今後はそもそも借金をする必要が無いからです。

これまでのように無駄なショッピングやギャンブルなどはできなくなるかもしれませんが、借金と決別すると心に決めたならそこはしばらくの間は我慢です。

借金依存にドップリはまってしまうと、借り入れができないということに極端に不安を感じてしまいますが、本当はそれが当たり前です。

逆に敢えてブラックリスト入りすることで借金依存体質から強制的に抜け出せるという特典を得たと考えましょう。

今後はニコニコ現金払いで再出発です。

※生活する上でどうしてもクレジットカードの利用が不可欠だという人は、デビットカードなどで代用が可能です。