ギャンブルにハマり20代で借金150万。異常な精神状態から救ってくれた債務整理

2023年10月6日

くろっちさん(34歳 男性 会社員 大阪府)からいただいた任意整理体験談です。

くろっちさんは20代前半の頃、ギャンブルにハマっていました。

当時はパチンコの全盛期だったこともあり、1回勝てれば大儲けできる時代でした。

慣れない仕事のストレスが募っていたくろっちさんは、学生時代の友人とスロットに行きボロ儲け。

そこからギャンブルの沼へと完全にハマってしまったのです。

足りない軍資金を補うために、10万円を借りに行こうとしたものの、金銭感覚が狂っていたために上限額の50万円まで借金をしてしまいます。

しかし、勝てないのです。

くろっちさんは躍起になり、借金をしてのギャンブルを重ねていき、取り返しのつかないところまで来てしまうのです…。

くろっちさんがどのようにして立ち直り、ギャンブルの恐ろしさを知ったのか。

過去を振り返りながらお話ししてくれました。

みんなの債務整理体験談メモ

お名前:くろっちさん(仮名)
性別:男性(34歳)
職業:会社員
地域:大阪府
債務整理方法:任意整理
借金の原因:ギャンブル
債務整理時の借金総額:150万円ほど

債務整理体験談
ギャンブルにハマってしまい苦しい借金生活を送るハメに…

異常な精神状態から救ってくれた債務整理

20代前半の体験談となります。

自分は34歳の男性会社員です。

これは自分が20代前半のときの話となっております。

自分ですが、当時はギャンブルにはまっておりました。

スロット全盛期に大勝ちし、スロットにハマる

その当時でありますが、スロットは4号機の末期でした。

北斗の拳や吉宗といった、一撃で万枚がいつでてもおかしくない爆裂機というものが主流になっておりました。

自分は元々、ギャンブルには興味が一切なかったのです。

ですが、慣れない仕事のせいか、ミスなども連発をしてしまい、それで職場の人間関係なども悪くなってしまいました。

それがストレスとなってしまい、学生時代の友人と一緒にスロットやパチンコに行くようになりました。

ビギナーズラックというものは存在をするもので、生まれて3回目のスロットで自分は一撃で5000枚をだしてしまいました。

投資は5000円であり、それが20倍の10万円に変身をしてしまいました。

それで自分は味をしめてしまい、仕事なども有給を使ってギャンブルに足を運ぶようになったのです。

借金をしてのギャンブル沼へ…

最初のほうはしっかりと勝っていたのですが、一年後には100万円ほどの赤字となってしまい、貯金などもほとんど使い果たしてしまいました。

普通ならそこでやめると思うのですが、ギャンブルの怖いところで、ギャンブルで負けたお金はギャンブルで取り返すといった思考になってしまうのです。

自分は軍資金を金融会社で作ることにしました。

そこで申し込みを行ったのがアコムでした。

無人契約機で契約をおこないました。

最初は10万円だけ借りる予定でした。

しかし、オペレーターの方が自分は正社員で勤めており、安定をした収入があるということで最大で50万円まで借りることができるといわれました。

自分はこの時点で金銭感覚が麻痺をしていたのか、限度額の50万円まで借りることにして負けを取り戻そうとしました。

ですが、3ヵ月後にはその50万円をスロットで使い果たしてしまいました。

次はアイフルで満額の50万円を借り、6ヵ月後にはレイクで50万円を借りました。

約9ヵ月後には三社の借り入れ金額を合わせて合計で150万円まで膨れ上がってしまったのです。

自分ではどうすることもできなくなってしまいました。

ギャンブルの借金を解決するために司法書士に相談

親や親戚なども「ギャンブルの借金は助けない」と事前に言われているので、どうしようもなくなってしまい、それでネットで検索をして司法書士の方に相談をさせていただきました。

それで過払い金などはほとんどないので150万円の借金が145万円と少しだけ減っただけです。

それでも自分は2万1千円の利息を払わずに済むのであれば助かると思い、手続きを進めることにしました。

ギャンブルの恐ろしさを知り、堅実に生きる決意

6社あわせての返済は、債務整理前は4万8千円でありました。

それが事務所に振り込む金額で2万3千円まで下げることができ、利息なしで返済をおこなうことができました。

任意整理であるので、裁判所を介するようなことはありませんでしたが、司法書士の先生には呆れた顔をされました。

本当に自分がただギャンブルにはまってしまい自爆をして作った借金であるので自分も仕方がないと思っております。

今回の借金に関しては誰にも相談をしておりませんでした。

しかし、在籍確認を金融会社の方が自分が勤めている会社に行った際、上司にばれてしまったので、その上司にだけでは事前にいろいろと事情を説明をさせていただきました。

以降は、心を入れ替えてギャンブルには手をつけず、まじめに働き27歳を迎えたころには当時作った借金をすべて完済をすることができました。

それ以降は借金をせず、現在では安定をして貯金を行い、資産形成をおこなっております。

昔はいつ首を吊ろうかとも考えており、異常な精神状態でありました。

しかし、現在ではメンタルも安定をして、しっかりと生活をすることができております。

もうあのような生活には二度と戻りたくはありません。

ギャンブルは本当に恐ろしいです。

くろっちさん(34歳 男性 会社員 大阪府)


くろっちさんの借金内訳と債務整理後の状況

くろっちさんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。

借金内訳

借金総額:150万円ほど
消費者金融:
アコム:50万円
レイク:50万円
アイフル:50万円
借金開始から債務整理着手までの期間:5年

債務整理後の状況

残債務:145万円
返済計画:(期間)4年2ヶ月
月の返済額23000円 
債務整理に踏み切った理由:
利息だけの支払いで生活が圧迫をされてしまい、横野事務所に相談しました。
債務整理をした時期:2009年9月ごろ

異常な精神状態から救ってくれた債務整理

ギャンブルにハマって借金することとなったくろっちさん。

元々ギャンブルには興味が一切なかったのですが、慣れない仕事のせいか、ストレスがたまっていて学生時代の友人と一緒にスロットやパチンコに行くようになりました。

最初はしっかりと勝っていたのですが、一年後には100万円ほどの赤字となり、貯金もほとんど使い果たしまい。

ギャンブルで負けたお金はギャンブルで取り返そうと思い、無人契約機で10万円だけ借りる予定でしたが、結局限度額の50万円まで借りることにして負けを取り戻そうとしました。

次はアイフルで満額の50万円を借り、6ヵ月後にはレイクで50万円を借りて、たった9ヵ月にはで三社の借り入れ金額は合計150万円となったくろっちさんは自分ではどうすることもできなり。

ギャンブルの借金なので親や親戚なども手を貸してくることはなく、自分だけではどうしようもなくなってしまい、それでネットで検索をして司法書士の方に相談してみました。

そのおかげで債務整理前の返済は月4万8千円であり、それが事務所に振り込む金額で2万3千円まで下げることができ、利息なしで返済という状況となりました。

27歳を迎えたころには当時作った借金をすべて完済。

スロットやパチンコなどのギャンブルはやはりはまりやすく、最初はリスクが少ないという考えになりがちなので、そのせいでお金に対する感覚がどんどん鈍くなり、気が付いたらもう借金に沼ってるケースも決して少なくはない。

くろっちさんの場合は職場でのできことでストレスが溜まっていて、そのストレスを発散するためにギャンブルに手を出すこととなり、自堕落な生活が始まってしまいました。

確かに仕事上ではいろいろ大変なことや嫌な人間関係に遭遇して、挫けそうとなり、逃げたくもなる。

こういう場合はやはり自分ですべてを抱え込むではなく、家族や友人と相談し、なにか打開策があるかどうかをみんなで考えてみましょう。

今回の思い出はくろっちさんにとってもかけがえのない経験となり、その思い出があったからこそ、これからはもう同じミスを犯すことがなくしっかりとした生活ができるのでしょう。

今は安定をして貯金を行い、資産形成をおこなえているようですね。

これからも同じように着実な人生を生きて欲しいと思います。