学生ローンで借りたギャンブル資金が借金300万円に。任意整理で心の底から笑えるようになった借金返済体験談

2023年10月6日

ギャンブラーさん(44歳 会社員 男性 新潟県)からいただいた任意整理体験談です。

ギャンブラーさんは学生証だけで気軽に学生ローンを借りれると知り、その時のお金欲しさに負けて借金を重ねていきました。

しかし、当時はパチンコやスロットにハマっていて、お金をすべてつぎ込んでしまっていたために利息の返済で精いっぱいでした。

借金が減ることはなく、そのまま大学を卒業して社会人になったギャンブラーさん。

社会人になれば、収入が入るようになって、そのお金で借金の返済も簡単にできると思っていました。

しかし、社会人になっても借金が減ることはありませんでした。

返済の電話に心が追い詰められていくギャンブラーさんは果たして、どのような方法で返済を完了したのでしょうか。

借金の恐ろしさと、堅実に生きる幸せをお話ししてくださいました。

みんなの債務整理体験談メモ

お名前:ギャンブラーさん(仮名)
性別:男性(44歳)
職業:会社員
地域:新潟県
債務整理方法:任意整理
借金の原因:ギャンブル、交際費
債務整理時の借金総額:300万円

債務整理体験談
学生ローンを使って安易に借金をしてしまった結果…

任意整理で人生復活しました

借金をしたきっかけは、私が大学2年生の時でした。

安易な気持ちで学生ローンに手を出す

大学の友人が学生ローンをしていて、学生証だけで簡単にお金を借りれる事を知り、遊ぶお金欲しさに軽い気持ちで最初2万円を借りたのがきっかけでした。

返済はお金がないときは利子だけでもよく、当時はそんなに負担がありませんでした。

借金は2万円から10万円へ。

そして上限の20万円まで借りました。

借りている学生ローンの隣にもう一つ学生ローンがあり、そこでもお金を借りるようになりました。

大学3年生の頃には、借金は40万円になっていました。

バイトもしていましたし、利子だけなら払えていましたが元金は減っていませんでした。

当時はパチンコやスロットにはまっていてバイトの給料や仕送りをつぎ込んでいました。

大学を卒業する時には、もう1社消費者金融から借りていました。

たしか、むじんくんという所から上限50万円借りていたと思います。

就職後、生活はむしろ苦しさを増す

何とか就職が決まり、これで少しづつ借金を返していこうと前向きに最初は思っていました。

しかし、学生時代と違い仕送りはもちろんなく給料で生活費すべてを賄うとなると、返済はとても大変でした。

大学時代よりお金がありませんでした。

精神状態も穏やかでいられず、いつも胃の中に大きな石が何個も入っているような重い気持ちで過ごしていました。

勿論、仕事にも集中できませんでした。

返済ができずアイフルからお金を借りました。

プロミスからもお金を借りました。

この2社で、今までの3社の借金の借り換えをしました。

限界を迎え法テラスを訪ねることに

社会人2年目で借金は300万円になっていました。

返済がとても大変でした。

心の底から笑った事が借金生活ではなかったように思います。

本当に辛かったです。

返済も遅れがちになっていき、消費者金融か督促状が届くようになりました。

本当にこのままではヤバいと思いました。

この年でおねしょもしてしまいました。

それほど追い込まれていました。

借金は家族には内緒でした。

知られたくありませんでした。

ネットで「借金 助けて」と検索したら法テラスの事をしりました。

さっそく電話し弁護士を紹介していただきました。

弁護士さんと面談し今までの経緯、借金額など話しました。

弁護士さんからは数ある解決方法から自己破産を進められましたが、家族や親戚に迷惑をかけたくないですし、バレたくなかったので任意整理の道を選びました。

弁護士さんが間に入ってくれて借金の催促は来なくなりました。

あとはすべて弁護士さんにしていただきました。

私は弁護士さんからの連絡を待つだけでした。

連絡が来ました。

返済期間は5年間で完済。

元金のみの返済になりました。

アイフルが150万、プロミスが150万でした。

毎月それぞれ12,500円の返済。

合計毎月25,000円の返済でした。

借金生活を通じて、普通の生活の大切さを知る

債務整理後は借金生活の精神状態とは異なり、胃の中の石がなくなり気分が楽になっていました。

強迫観念がなくなりました。

弁護士さんは任意整理を頑張ってどうしてもだめだったら自己破産しようと言ってくれました。

なにがなんでも返済しようと心に決めました。

返済の5年間、今思うと長いようで短いように感じました。

毎月の返済の時は借金を絶対にしないという自分の戒めの時でした。

月日が流れ無事に完済しました。

家族には内緒のまま完済できました。

弁護士さんに完成したことを電話で報告しました。

「本当にご苦労様」とおっしゃっていただき、涙がでました。

今ではクレジットカードも持てるようになりました。

それから結婚もでき、子供もできました。

任意整理期間にギャンブルとたばこは止めました。

家族の為に、今は仕事を頑張っています。

心の底から笑い、楽しみ、仕事に集中でき、家族と一緒に居られて普通の生活がどれほど恵まれているか借金生活を経験して深く感じています。

ギャンブラーさん(44歳 会社員 男性 新潟県)


ギャンブラーさんの借金内訳と債務整理後の状況

ギャンブラーさんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。

借金内訳

借金総額:100万円ほど
消費者金融:
アイフル150万円
プロミス150万円
借金開始から債務整理着手までの期間:5年間

債務整理後の状況

残債務:300万円
返済計画:(期間)5年間(返済)月の返済25,000円 返済中は利息は付かなくなりました。
債務整理に踏み切った理由:
月々の返済を滞納してしまったため、法テラスを通じて個人弁護士さんを紹介していただきました。
債務整理をした時期:2010年3月頃

任意整理のおかげで心の底から笑えるようになった

安易な気持ちで学生ローンに手を出したギャンブラーさん。

大学の友人から、学生証だけで簡単にお金を借りれる事を知り、遊ぶお金欲しさに軽い気持ちで借金することとなり。

当時はそんなに負担がな思い、どんどん上限まで借金することにしました。

大学3年生の頃には、借金はすでに40万円となり、利子だけ払って元金が減ることはなかった。

卒業して何とか就職が決まり、これからは少しづつ借金を返していこうと前向きに思っていましたが、学生時代と違って給料は生活費すべてを賄うとなると、返済はとても大変でした。

その後、さらにアイフルとプロミスからお金を借りて、社会人2年目で借金は300万円になっていました。

消費者金融か督促状が届き、追い込まれる状態で、家族には内緒でした。

精神的にも追い詰められて重い気持ちで過ごしていました。

そこでネット上いろいろ調べてテラスの事を知り、さっそく電話し弁護士を紹介していただきました。

弁護士さんと相談したあげく任意整理の道を選び、借金の催促は来なくなりました。

弁護士さんのおかげで毎月25,000円の返済で返済期間は5年間で完済、元金のみの返済になりました。

結果、家族に迷惑をかけず、無事完済できました。

学生時代の甘さゆえに、辛い思いでができてしまったことは、決して悪い事ばかりではないと思います。

こうして挫折にあってなお、自分の責任と思いつつ、家族に迷惑をかけず、自分で借金を何とかしてやると思ってるギャンブラーさんはすでに立派な成長をしたと思います。

ギャンブルとたばこをやめて、家族の為に頑張っているギャンブラーさんは、もはや誇らしく思う。

これらの経験があったからこそ、それを糧となり、今後の人生には同じ過ちはもう二度と繰り返すことはなく、誰よりも今の穏やかな生活を大切にすることができるでしょう。