ギャンブル三昧で膨れてしまった借金3000万。自己破産した結果について赤裸々に語ります

るろうにさん(51歳 会社員 男性 東京都)からいただいた任意整理体験談です。

若い時からパチンコなどのギャンブルにハマっていたというるろうにさん。

パチンコ、麻雀、競馬、過激な遊びは徐々にエスカレートしていきます。

借金をし、ギャンブルに費やし、また借金をする悪循環。

気が付けば借金は数百万円にまで膨れ上がります。

グレーな仕事についてみたり、その影響で海外にも出かけるようにもなるるろうにさん。

そこでまたカジノにハマってしまい、気が付けば借金は1000万円以上にも。

いよいよどうしようもなくなったるろうにさんは弁護士事務所へ駆け込みます。

もう一度だけやり直したい。

人生を取り戻したい。

るろうにさんは弁護士の元、自己破産という最後の手段に頼ります。

今回はそんなるろうにさんによる任意整理体験談です。

みんなの債務整理体験談メモ

お名前:るろうにさん(仮名)
性別:男性(35歳)
職業:フリーター
地域:神奈川県
債務整理方法:自己破産
借金の原因:ギャンブル、旅行、仕事
債務整理時の借金総額:約3000万円

債務整理体験談
浪費癖が一向に治らず借金し続けた人生

私が行った自己破産について正直に語ります

こんにちは。

私は現在35歳の独身男性です。

今現在自己破産準備から自己破産申請に以降してる段階です。

この記事を読んで今自己破産を悩んでる人、借金問題に苦しんでる人のためになればうれしく想い書かせて頂きます。

若い時からギャンブル三昧してきた私は借金をし始めました

私は小さな頃からギャンブルが好きでした。

高校生の時から、麻雀をやったりパチンコをしたりしてました。

高校を卒業後、地元の会社に就職しました。

もちろんギャンブルが好きでした。

初めての借金は19歳です。

クレジットカードのキャッシングをしたことが初めてでした。

給料も手取りで15万程度でしたので、ギャンブル好きな私からみたらお金が全然足りませんでした。

今思うと私は19歳から35歳まで借金をしなかったことは一度もありませんでした。

19歳で新しいギャンブルの競馬も覚えたことが懐かしいです。

もちろん最初は可愛かったです。

しかし、3回目の競馬で1万円を使って140万円の的中をしてから狂いはじめました。

そのお金は半年でまたギャンブルに消えました。

それから色んな銀行からカードローンをするようになり、26歳の時には借金は300万程になりました。

徐々に狂い始めた私の人生

私は24歳の頃から雀荘に出入りをしておりました。

そこで知り合った人たちが若い私には刺激的でした。

可愛がられやすい私は、個人の高利貸しの人、お金持ちの社長さん、雀荘のマスターと、たくさんの人から可愛いがられました。

そこから私は26歳の時に会社をやめることに決めました。

人間関係の悩みもなく、ただただなんとかなるかと思い会社をやめました。

そこから2年間は普通の収入じゃない仕事をしました。

いわゆるグレーな仕事です。

その時は借金も少しづつ減っていましたし、海外旅行も年に4回ぐらい行かせてもらいました。

そこで出会ったのがカジノでした。

その後その仕事もできなくなり、自分で飲食関係の仕事をはじめました。

この頃の私は収入も全くありませんでした。

しかし、ギャンブル、浪費癖だけはありました。

身の丈に合わないお金の使い方をしておりました。

その時の私はカジノ競輪にはまっており、気づいたら30歳の時で1000万程借金がありました。

自己破産も考えましたが、私はできませんでした。

理由は知り合い、友達からの借金が多かったからです。

そこからはギャンブルをやめた期間もありました。

仕事も良くなってきてこれからという時にコロナが来ました。

私の仕事はとてつもなく影響をうけました。

仕事がほとんどなくなりました。

親とか知り合いからまた借金をしました。

そしてまたギャンブルをやりました。

気づいたら借金は2000万を越えていました。

そんななか、方向転換をしながら仕事はうまく行くようになりました。

しかし34歳の時にもう限界を迎えました。

借金を返しても減らない状況、仕事の収入以上に返済金額が上回っていました。

借りては返しての生活がもうできなくなりました。

そして弁護士に相談し、自己破産へ

私は地元と仕事を捨てて逃げる決断をしました。

不幸中の幸いで私がやり直すためならと協力者がいてくれました。

そこで一度弁護士さんにはじめて相談にいきました。

そこで自己破産しか選択肢がないということでした。

私はギャンブルの借金が多いのと、人に借金をしていることから、管財事件の方になるということでした。

弁護士費用は私のケースは結構高いです。

すぐに動いてもらい、弁護士さんが全ての借金を一度止めてくれました。

今までずーと借金のことを考えた私は、いっきに気持ちが楽になりました。

もう一度やり直さなければいけないと本気で思いました。

全ては自分が作ってしまったことですが、私はこの選択しかありませんでした。

しかし、この選択がなければ私は生きてくことができませんでした。

ラストチャンスです。

今はしっかり反省しております。

私のケースは破産準備から破産まで長くて1年かかります。

今は4ヵ月家計簿を書きながら破産申請中です。

この先はこれからなのでまだわかりません。

本当に困っているのならば自分で勝手に決めつけないで弁護士さんに一度相談することをおすすめします。

ギャンブルが原因でも大丈夫です。

凄いつらいと思いますが最後の勇気です。

そしてここからがんばりましょう。

私もこれからがんばります。


サヘルさんの借金内訳と債務整理後の状況

サヘルさんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。

借金内訳

借金総額:約3000万円
消費者金融:
アコム:30万円
レイク:50万円
プロミス:15万円
その他:
静銀セレカ:50万
PayPay銀行:80万
労金:30万
クレディセゾン:40万
親、知り合い、友人:2000万

借金開始から債務整理着手までの期間:1年ほど

債務整理後の状況

残債務:破産申請中
返済計画:2009年~2023年の間
債務整理に踏み切った理由:
もう限界で、首がまわらなくなりました。
債務整理をした時期:2023年4月1日

ギャンブルに明け暮れ借金をしていたが自己破産によって人生を取り戻し始める

若いころからギャンブルに明け暮れていたるろうにさん。

パチンコ、麻雀、競馬、カジノ。

何度も何度も行ううちに、気が付けば借金は膨大な金額に膨れ上がってしまいました。

麻雀で知り合った人々の影響もあってか、るろうにさんの人生は徐々におかしくなってしまいます。

グレーな仕事に手を出したり、海外に行ってカジノにハマってしまったり。

一度こうなってしまっては、自分でその危険性を再認識するのは非常に難しいのでしょうね。

しかしそんなるろうにさんも、弁護士に相談をする事で立ち直る契機を得ます。

自己破産を決意し、その後少しづつ自立する方へと努力し始めたるろうにさん。

自己破産というものは大きな決断です。

決して簡単な気持ちで行えるものではないでしょう。

しかし自己破産をしてからでも、一生懸命努力し再起を果たした人々は多く居ます。

借金に、自分の人生に区切りをつける大きな機会の一つでもあるのです。

もしも借金に苦しんでいる人がいるのなら、まずは弁護士に相談してみましょう。

貴方の人生にとって最も良い選択肢を取れますように。