カードローンとギャンブルが原因で借金170万円。転落していく人生に歯止めをかけてくれた債務整理

2019年4月16日

マリンさん(43歳 会社員 男性 愛知県)からいただいた債務整理体験談です。

マリンさんは離婚歴があり、養育費と家のローンの支払いが残っていました。

仕事中の事故がきっかけで会社を退職、収入は激減し、支払いを続けるのが精一杯に。

折しも忘年会やボーナス払いなど出費の多い時期で、マリンさんはカードローンを利用することにしました。

そのカードローン、心の甘えもあってか必要以外の部分でも使用するようになり、しばらくすると返済期日に現金がないと、他から借り入れをして返済をするという状態になってしまいます。

どんどん膨らんだ借金は、ついに170万円になってしまいます。

みんなの債務整理体験談メモ

お名前:マリンさん(仮名)
性別:男性(43歳)
職業:会社員
地域:愛知県
債務整理方法:任意整理
借金の原因:ギャンブル、浪費
債務整理時の借金総額:170万円

カードローンとギャンブルが原因で借金170万円

借金問題は早く法律事務所に相談するのが一番

40代の男性で離婚歴があり、養育費と家のローンの支払いが残っていました。

仕事も順調で苦しいながらも支払いを続けていましたが、仕事中の事故で右腕に怪我を負い軽い障害が残りました。

今までどおりの仕事が出来なくなり、精神的にも落ち込んでしまい、会社を退職してしまいました。

転職によって収入は激減し、支払いを続けるのが精一杯の状態になりました。

12月は旧友との忘年会やボーナス払いなど出費の多い時期でしたので、金銭的に余裕のない私はカードローンを利用することにしました。

初めは気軽に利用していたカードローンですが、心の甘えから衣料品など必要以外の部分でも使用するようになっていきました。

膨らむ借金に冷静な判断力を失ってしまい

しばらくすると返済期日に現金がないと、借り入れをして返済をするという状態になってしまいました。

あっという間に利用限度額がいっぱいになってしまい、新たなカードローンを利用するという自転車操業になってしまいました。

そんなことを繰り返しているうちに借金はどんどん膨らんでいき、焦って冷静な判断力を失った私はギャンブルで何とかしようとする思考に陥っていました。

普通に考えれば借金は膨らむ一方なのですが、誰にも相談することもできずにギャンブルを続けた結果、最終的に5社から170万円の借り入れになっていました。

すべてのカードローンが限度額いっぱいになってしまい、次回の返済が滞納になってしまうのが確実になった時に、債務整理に強いと評判の旭合同法律事務所の存在をネットで知りました。

無料相談電話から実際に弁護士に依頼

藁にもすがる思いで、弁護士の無料相談電話を利用しました。

その後は、弁護士と会って解決策を一緒になって相談に乗ってもらいました。

弁護士というと堅いイメージが強かった私ですが、実際に会って話をしてみるとこちらの立場になって親身になって話を聞いてくれました。

借金の額と私の収入など様々な面から相談に乗ってもらった結果、自己破産か任意整理という方法が最善策であるという結論に達しました。

結局、任意整理の手続きを弁護士に依頼しました。

弁護士に依頼することで、債権者とのやり取りは全て弁護士が進めてくれるので心理的負担は軽減されます。

任意整理の長所と短所

任意整理をすることによって生ずる長所と短所があります。

長所としては、債務整理の申し立てをした時点で利息はストップされるので、和解が成立する日までは申し立てをした時点での借金のままで、利息によって負債が膨らむことはありません。

短所としては、ブラックリストに載ってしまうので、任意整理してから5年ぐらいは新たな借り入れは出来ない可能性が非常に高いです。

また、新たに携帯の分割購入も不可能になります。

任意整理によって借金がなくなるわけではありませんが、法的な手段によって解決できたことと、今後は利息によって借金が膨らむことはないという安心感が生まれました。

借金生活に追い詰められ苦しんでいた時期はおよそ3年間でしたが、その心理的なプレッシャーからも解放されました。

借金問題は一人で抱え込まないこと

借金の返済ができずに新たな借り入れをして返済をするという行為は、一時的に安心感を得られるだけで、お金に対する感覚が麻痺してきて状況をどんどん悪化させることに繋がります。

本来であれば金銭問題の悩みを誰かに相談する必要性がありますが、それを自分一人で何とかしようと考えることはたいへん危険なことです。

借金問題は人に相談しにくいことですが、自分一人で抱え込む期間が長ければ長いほほど悪化の一途を辿ります。

ほんの一歩踏み出すことで、損害は小さく済ませることが出来ます。

現在は、多くの弁護士事務所が無料で借金問題の相談に乗ってくれますし、法テラスでは無料で面会方式で相談に乗ってくれます。

マリンさん(43歳 会社員 男性 愛知県)


投稿者さんの借金内訳と債務整理後の状況

投稿者さんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。

借金内訳

借金総額:170万円
クレジットカード:
東京三菱UFJ銀行バンクイック:50万円
セディナ:50万円
愛知銀行カードローン愛:30万円
消費者金融:
アコム:20万円
プロミス:20万円

借金開始から債務整理着手までの期間:3年ほど

債務整理後の状況

残債務:170万円
返済計画:(期間)3年6か月(返済)月39,000円
債務整理に踏み切った理由:
滞納が確実になってしまった
債務整理をした時期:2017年12月頃

転落していく人生に歯止めをかけてくれた債務整理

離婚歴があり、子供の養育費と住宅ローンの返済を続けながら一人で生活をしていたマリンさん。

ある日仕事中の事故で右腕に軽い障害が残る怪我をしてしまいます。

事故をきっかけに会社を辞め、新しい会社に勤めることになりましたが、収入は激減。

苦しい生活を乗り切るためにカードローンに手を出してしまいました。

生活費以外のお金もカードローンで借り入れをするようになってしまったマリンさんですが、次第に返済が苦しくなり、ギャンブルでお金を稼ごうと思うようになってしまいます。

もちろん、ギャンブルで借金を返済できることはなく、逆に借金の額が増える結果に。

気がつけば借金は170万円にまで膨れ上がってしまいます。

そんなときに、弁護士事務所で借金の無料相談ができることを知ったマリンさんは、すがる思いで弁護士に借金の相談をしたところ、任意整理という形で借金返済をすることになりました。

減額などはできなかったようですが、マリンさんは利息が増えるというプレッシャーから開放されることができました。

まだ返済は続いているようですので、地道にしっかりと返済を続けてほしいと思います。

ギャンブルでお金を稼ごうという思考にだけは気をつけてほしいですね。