収入に見合わない浪費と転職の失敗が続き借金170万円。借金の不安を解消してくれた債務整理

2018年2月7日

てらちゃんさん(28歳 会社員 男性 東京都)からいただいた債務整理体験談です。

好きな女性へのプレゼントを買うために消費者金融で借り入れを行ってしまったてらちゃんさん。

しかし、見栄を張ってしまったことと、体調不良で勤務先を退職したことが重なり生活も苦しくなってしまいます。

生活費を工面するために更に借金を重ねたてらちゃんさん。

気がつけば借金の総額は170万円という大きな金額になってしまいました。

みんなの債務整理体験談メモ

お名前:てらちゃんさん(仮名)
性別:男性(28歳)
職業:会社員
地域:東京都
債務整理方法:任意整理
借金の原因:友人への誕生日プレゼント・収入に見合わない浪費
債務整理時の借金総額:170万円


好きな人へのちょっとした見栄が原因で借金地獄に

私は月額20万円に満たない給料をもらっていたサラリーマンでした。

一人暮らしを始めたことで金欠になってしまいました。

大学を卒業し、一人暮らしに興味があった私は、当時貯金が出来ていたこともあり、安易な気持ちで一人暮らしを始めてしまいます。

しかし、家電や家具を一通り揃え、入居費用や引っ越し費用を支払い終えると手元にほとんどお金は残りませんでした。

毎月1万円にも満たない貯金しかできないようなカツカツの状態で生活を続けていた私には友達と遊ぶような余裕も無く、毎日お金の計算をして切り詰めた生活をしていました。

収入が少なく生活が厳しかった私は転職をすることになりました。

幸い次の転職先も決まり、給与の空白期間がネックでしたが、なんとかこのまま一人暮らしをやっていけそうな気がしていました。

好きな人へのプレゼントのために消費者金融で借り入れ

そんな中、唯一顔を出していた友人の集まりがありました。

私を入れた男女4人のグループで、私が密かに好意を寄せていた女性もその中にいました。

女性の誕生日を祝おうと同じグループの友人から連絡が入りました。

聞けばもうすぐ誕生日を迎えるとのこと。

私は友人間で渡すプレゼントの他に、もう一つプレゼントを購入したいと考えていました。

ただ手持ちが少ないため、プレゼント購入なんて一つでも厳しい状況です。

そんな時、以前使用した消費者金融のカードが目につきました。

お金が無い状況なのに退職

そこで私は最初のキャッシングを行いました。

借り入れ先はアコムで金額は上限いっぱいの20万円です。

無事にプレゼントを購入し誕生日を祝うことができた私でしたが、新しい会社の研修中に体調を崩してしまいます。

今思えば、お金が無い時期に見栄を張ってしまったことがその後の自分を首を絞めることになってしまいました。

1週間出社できなかった私はいたたまれず、半ば感情的に新しい会社を退職してしまいました。

そこから1週間して、給与が無い恐怖から就職活動に没頭します。

もちろんその間の活動費はその20万円から出しました。

浪費と転職の失敗が続いてしまい借金170万円

生活費を工面するために多重債務者に

今では就職活動を行う前に、予算やスケジュールを組んでからじっくり行うべきだったと反省しています。

しかし、なかなか内定が出ず1ヶ月が経過してしまいました。

そして、生活費が無い私は第2のキャッシングを行ってしまいました。

その金額で行った出費は1つ目の借金の部分的な返済でした。

多重債務状態となってしまった私は、内定がおりなかった経緯もあり、翌月に第3のキャッシングを行ってしまいます。

ここまでくると頭の中が利息と返済、固定費に圧迫されて混乱してしまいます。

もう自己破産するしかないと考え、ネットで情報を得ることにしました。

ネットで情報を調べて債務整理の相談へ

ネットから、毎月の返済金額が1つにまとまれば利息や手数料を重ねてとられることがない、と情報を得た私は債務整理という手続きを行って頂ける法律事務所に相談をすることにしました。

無料相談を実施しているとネットに掲載されていた法律事務所へ直接電話をし、その場で簡単なヒアリングを行って頂きました。

後日、弁護士様と直接お会いするアポをとり、法律事務所へ向かいました。

法律事務所の内部の様子と債務整理までの流れ

一般企業の来客スペースのようなところで待たされ事務員に案内され、奥に通されます。

入ったのは会議室のような密室でしたが、決して人に聞かれたくない内容だったのでかえって安心しました。

まずは事務員の方にどういた経緯で借金をしてしまったのか、借金をした時期、期間を詳細にヒアリングされます。

その後、内容を把握した弁護士様が入室し具体的な手続きの話をします。

私は弁護士様との相談の結果、自己破産も検討しましたが任意整理を行うことにしました。

任意整理をしたことで不安な気持ちを解消

任意整理で決まったことは毎月の返済金額を5万円に固定し、返済をしていくということ。

決定した以上は必ず毎月の返済をしなければなりませんが、金額が決まっているため、その間は複数の金融機関からの督促を受けずに済みます。

私の場合は短期にキャッシングをしてしまったため、利息が増えていなかったことも幸いしたような気がします。

私が依頼した中目黒法律事務所では電話などで無料ヒアリングを行って頂けるので、多重債務に陥って不安な気持ちを安心させて頂きました。

一連の出来事から自分自身冷静になり、一気に返済しようとせず、ある程度長期で計画を立て返済していくことが望ましいと思いました。

てらちゃんさん(28歳 会社員 男性 東京都)


てらちゃんさんの借金内訳と債務整理後の状況

てらちゃんさんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。

借金内訳

借金総額:170万円
消費者金融:
アコム:70万円
プロミス:50万円
アイフル:50万円
借金開始から債務整理着手までの期間:約4年

債務整理後の状況

残債務:150万円
返済計画:(期間)4年(返済)月5万円(段階的に引き上げました)
債務整理に踏み切った理由:
月々の返済ができず滞納してしまった、体調不良による失職
債務整理をした時期:2014年5月頃

借金の不安を解消してくれた債務整理

軽い気持ちで一人暮らしを始めたてらちゃんさん。

しかし、引越し費用がかかったうえに家具を揃えたため、今まで貯めていた貯金が一気に無くなってしまいます。

そんな中、友人グループでてらちゃんさんが好意を寄せている人の誕生日会を開くことに。

好きな女性のために見栄はったてらちゃんさんは、その女性のプレゼントを買うために消費者金融で借り入れをしてしまいます。

更に生活が苦しくなってしまい、少しでも収入を上げるために転職をしたてらちゃんさんですが、その転職先も体調不良が原因ですぐにやめてしまいました。

転職活動は中々うまくいかず、その間の生活費を工面するために更に借金を重ねていき多重債務者に。

気がつけば借金の総額は170万円にまで膨れ上がっていってしまいます。

自分ではどうすることも出来ないと感じたてらちゃんさんは、ネットで情報を調べて債務整理をするために法律事務所へ相談に行きます。

そこで弁護士と話し、任意整理という形で借金返済をすることになりました。

借金完済にはまだ至っていないようですが、借金への不安に悩むこと無く新しい生活を送ることが出来ているようですね。

ちょっとした見栄というものは誰にでもあるものです。

しかし、借金をしてまで見栄をはるようなことは避けたほうがいいでしょう。

債務整理をきっかけに、お金に対する考え方を改めることが出来たてらちゃんさんですから、同じような失敗はしないと思います。

借金を1日でも早く完済し、素敵な人生を歩んで欲しいと思います。