パチンコ依存症になり借金110万円。支払いが出来なくなり裁判の催告書まで届いた私の債務整理体験談

ユズさん(26歳 会社員 男性 熊本県)からいただいた債務整理体験談です。

大学生時代にパチンコにハマってしまったユズさん。

アルバイトで稼いだお金だけでは足りなくなってしまったので、消費者金融から借金をしてまでパチンコをする程の依存症になってしまいます。

借金の総額は110万円にまで膨れ上がってしまい、次第に返済額が遅れだしたユズさんの元に、消費者金融から裁判の催告書が届きます。

みんなの債務整理体験談メモ

お名前:ユズさん(仮名)
性別:男性(26歳)
職業:会社員
地域:熊本県
債務整理方法:任意整理
借金の原因:パチンコ
債務整理時の借金総額:110万円


パチンコ依存症だった私の債務整理体験談

私は、高校を卒業してある熊本の大学に進学しました。

大学時代からバイトを始めて、次第に自分でお金を稼ぐようになりました。

そのころ、大学の友達に誘われて遊び始めたのが「パチンコ」でした。

それが私の青春時代をめちゃくちゃにした悲劇の始まりでした。

パチンコをするために消費者金融で借金

パチンコはとてものめり込みやすく、次第には「ギャンブル依存症」となってお金の感覚が全然わからないほど、その月のバイトの給料日にお金をおろしてパチンコ三昧という生活を大学時代の4年間しておりました。

それが、1日で給料日にバイトで得た給料分を全額使ってしまって、激しい怒りと無力感を感じて、やるせない気持ちでいっぱいでした。

その時、私が手を出したことは「消費者金融」による借り入れです。

今では、学生でも毎月、定期的な収入があるならば申し込みができ、融資を受けられることができます。

最初に、アコムの無人契約機で10万の融資をダメもとで受けたら、あっさり融資をもらったことにびっくりしました。

ほんの1時間もかからずに、10万円を引き出すことが出来ました。

当時の私にとって10万円は大金です。

これで味を占めて、次第にはレイク・プロミスと計3社から合計110万くらい借金が膨れ上がりました。

パチンコ依存症になってしまい借金110万円

自転車操業状態になり借金を滞納

そのときは、さすがにパチンコをやめなければならないと思ってやめようと決意したのですが、バイトを掛け持ちしないと借金返済ができない状況でした。

しかし、他に携帯の支払い・生活費などの支払いがあるので、借金返済はしているのですが3社から借り入れしていたために、元金は減らず利子だけは返して、元金が少し減ってはまた借りるといった「自転車操業」である負のスパイラルが起きていました。

これ以上の融資はどこも断られてしまい、借金を一本化にすることもできませんでした。

パチンコ依存症はとても自分では歯止めの利かないものであり、WHOにも認定されている立派な病気であります。

脳がダメになる麻薬の一種なのです。

そして、段々と返済が滞ってきてしまい、消費者金融のプロミスより支払いの電話等が鳴りやみませんでした。

消費者金融から届いた裁判の催告

私はどうしていいかわからず、支払いの相談もせずに時は流れてやがて、プロミスより支払い延滞による裁判の催告がきました。

他の2社はなんとか返済を滞らずしていたのですが、プロミスは80万の借り入れがあり、返済が1年弱と音信不通・返済が滞ってしまったので、借金の一括請求もしくは裁判となりました。

とてもではないですが一括返済はできませんし、裁判にもしたくありませんでしたので、どうしていいかわかりませんでした。

ネットで調べて法律事務所に借金の相談

それでインターネットで調べて、一番に出てきたもので福岡県にあります「杉山事務所」に電話で相談することにしました。

とても親身になって説明してくださりました。

自分の場合は任意整理により、借金が減らせるとアドバイスをいただきました。

プロミス以外の2社は借金額が30万もなかったので任意整理してもあまり意味がないとアドバイスをいただいたのですが、プロミスの場合は借金が十分減らせるということでした。

そして、実際にプロミスより裁判の催告状が届いておりましたので、すぐに任意整理の手続きをしてもらいました。

取引をするにあたって毎月、事務所にお礼として総額5万を振り込むという契約で取引が始まりました。

契約はそれまで電話と郵送でしていたのですが、一度福岡の事務所に来てほしいということでしたので新幹線を使って行くことにしました。

そのときにプロミスとは元金だけで借金を済ませるといったことや、月々の支払いをなるべく低く交渉するといった内容を説明していただきました。

そして、プロミスの裁判の催告はそれから止まり、支払い等の電話も一切なくなりました。

借金は一人で悩まずに早めに相談が大切

それから5ヶ月が経ち、杉山事務所から連絡ありプロミスとの和解ができ、元金だけの返済・月々の支払は8千で返済でいいとの交渉ができたとのことでした。

返済期間は7年以上となりましたが、私としては少しずつでも確実に返していきたいと思っています。

借金はとてもキツイものであり、私のようにギャンブル依存症により借金ができてしまった人は沢山いるはずです。

もっと早く気が付いておけば任意整理まで至らなかったと思いますが、借金問題は一人では悩まずに必ず誰かに相談してしたほうが早い解決の方法だと私は思いました。

ユズさん(26歳 会社員 男性 熊本県)


ユズさんの借金内訳と債務整理後の状況

ユズさんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。

借金内訳

借金総額:110万円
消費者金融:
アコム:10万
レイク:30万
プロミス:70万
借金開始から債務整理着手までの期間:約7年

債務整理後の状況

残債務:70万円
返済計画:(期間)5年(返済)月18,000円
プロミスは任意整理より元金のみ返済で和解
債務整理に踏み切った理由:
1年近くプロミスは滞納してしまい、裁判所の勧告が届き弁護士に相談したところ、任意整理を進められたため
債務整理をした時期:2015年6月頃

法律事務所に相談したからできた任意整理

パチンコにハマり、ギャンブル依存症になってしまったユズさん。

借金をしながらパチンコを続けた結果、110万円もの借金を背負うことになってしまいます。

何とか返済を続けていましたが、次第に返済が滞り、プロミスから裁判の催告書が届いてしまったので慌てて法律事務所に相談に行きました。

相談の結果、任意整理というかたちで債務整理をすることになったユズさん。

無事に裁判も回避することが出来、無理のない範囲で順調に返済を続けることが出来ているようです。

返済額が一気に減ったことで精神的な負担もかなり減ったようですね。

再びギャンブルに溺れることがないように、このまま返済を続けて借金を完済して欲しいと思います。

借金の問題は身近な人には中々相談できないという人がとても多いです。

ですが、孤独に苦しむばかりでは借金問題が解決することはありません。

身近な人への相談が難しいのであれば、法律の専門家である司法書士や弁護士に相談しましょう。

彼らは借金問題のプロですから、あなたに合った最適な解決方法を教えてくれるでしょう。

無料相談だけでも構いません。

あなたの現状を確かめることも借金問題解決への第一歩です。

ユズさんの言うように、一人で悩むことは止めてくださいね。