スマホのゲームアプリの課金で借金280万円。誰にも知られずに借金問題を解決してくれた任意整理

まみさん(26歳 会社員 男性 神奈川県)からいただいた債務整理体験談です。

スマートフォンのゲームアプリにハマっていたまみさんは、社会人になってから課金を繰り返すようになります。

クレジットカードで課金の支払いをしていたためお金を使った感覚が無くなり、気がつけば借金の総額は280万円にまで膨れ上がってしまいます。

みんなの債務整理体験談メモ

お名前:まみさん(仮名)
性別:女性(26歳)
職業:会社員
地域:神奈川県
債務整理方法:任意整理
借金の原因:スマホゲームへの課金
債務整理時の借金総額:280万円


スマホゲームアプリの課金で背負った多額の借金

スマホが世に現れてから、アプリゲームは様々なものが開発され、基本無料で楽しむ事が出来るようになりました。

私も例にもれずスマホゲームを無料で楽しんでいました。

しかし、社会人になってから気軽な気持ちで一度課金を行いました。

「今回だけ」と思い課金をしましたが、日が経つにつれて「月に1度だけ」、「月に1万円だけ」、3万円、5万円……と金額が増え、最後には欲しいものは手に入れるまで課金をするようになっていました。

クレジットカードにて決済を行っていたので、課金はたった1つで簡単に行えました。

お金を使った感覚がなく、まるで無料で遊べているような感覚に陥りました。

スマホゲームの課金の支払いをリボ払いに変更した結果

しかし、使った金額が多くなるにつれ、月末の支払い請求書を見て青ざめる回数も増えてきました。

そこで私が行ったのは、請求をリボ払いに変更することでした。

無理のない定額を返済し続け、また課金を続けました。

返済額が少ないのでじきに限度額がいっぱいになり、その頃には金銭意識がまるでなくなってしまっていて、クレジットカードや銀行カードローン、消費者金融と契約しました。

そんな生活を3年ほど続け、新しく契約したカードすべての限度額がいっぱいになってしまいました。

そこから自転車操業始まり利息分を返しては新たな借り入れを繰り返すようになっていました。

債務整理を行う半年前からは次の支払いのことを考えると憂鬱で仕方がありませんでした。

最後は利息分の支払いすらできなくなってしまい慌てて債務整理を行いました。

借金を始めて4年目、年収350万円に対して当時借り入れ件数は8社、計280万円もの借金を抱えていました。

スマホのゲームアプリの課金で借金280万円

債務整理をするために無料相談を利用

最初にインターネット上で行っていた匿名の無料相談を利用し、自分の状況を書き込みました。

翌日にメールの返信がありそのまま自宅から近くの司法書士事務所に赴きました。

私は借り入れの件数が多く、一件あたりの最高債務額が100万円程だったため、比較的契約料金の安い司法書士の方に債務整理をお願いしました。

司法書士の方はとても親切に説明をしてくださり、私の債務額では個人再生等の元金をカットする方法もあると提案していただけました。

しかし私には同居の両親がおり、どうしても家族には知られたくなかったため、任意整理を選択しました。

私は借金をしていた期間がとても短く、過払金の返還はありませんでしたが、利息をカットしていただけ、元金のみの返済が可能になるため支払いの負担が多少楽になるとの事でした。

誰にも知られずに任意整理の手続き

任意整理では成立する対象を選べると言うことを教えていただけ、司法書士の方と一緒にお話をし相談した結果、全社を整理することにしました。

車のローン等、整理したくない対象がある方は、相談の際にお願いすると良いかと思います。

任意整理をお願いしたのは支払い期日の直前でしたが、相談した翌日から債務の返済は一切ストップすることになりました。

各社との和解が終わるまで、半年程返済がない期間が続き、その間に分割で司法書士の方への料金を支払いました。

相談をしに行った時は手元に全くお金がない状態でしたので、料金が後払いで分割が可能だったのはでも助かりました。

相談の際に事務所に伺ってからは、家族に知られたくないとお願いしていたので、メールでやりとりをしてくださり、書類もデータで送っていただけました。

支払いの不安を解消してくれた任意整理

任意整理は基本的には3年間での返済となりますが、私の場合は年収に対して債務額が多かったため、最長6年間での返済を認めていただけました。

任意整理後の返済額は5万円で整理前の半分、そして5万円全てが元金に充てられます。

完済までの道のりはまだまだ遠いものですが、任意整理をしてから支払い日の不安は軽減されました。

今にして思えば、もっと早く任意整理をお願いするべきだったと思っています。

またクレジットカードは全く使えない状態になりましたので、これから意識改善をして貯金ができるように頑張っていきたいと思います。

まみさん(26歳 会社員 女性 神奈川県)


まみさんの借金内訳と債務整理後の状況

まみさんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。

借金内訳

借金総額:280万円
クレジットカード:
楽天:10万円
オリコ:30万円
ジャックス:30万円
auwalletクレジットカード:50万円
カードローン:
みずほ銀行カードローン:10万円
三菱東京UFJバンクイック:100万円
オリックス銀行カードローン:40万円
消費者金融:
プロミス:10万円
借金開始から債務整理着手までの期間:約4年

債務整理後の状況

残債務:280万円
返済計画:(期間)6年(返済)月5万円(3年以降は1万5千円)
債務整理に踏み切った理由:
利息すら返済ができなくなってしまったため
債務整理をした時期:2016年12月頃

毎月の支払日の不安を軽くしてくれた任意整理

スマートフォンのゲームアプリに課金をしていたまみさん。

支払いがクレジットカードだったためお金を使っているという感覚が薄れ、どんどん課金を繰り返していきます。

徐々に月々の支払いが苦しくなってきたため、一括払いからリボ払いに変更したまみさん。

その結果、借金はどんどん膨らみ、消費者金融からも借り入れをするようになってしまいました。

最終的に280万円という大きな借金になってしまい、利息の返済すら出来なくなったまみさんは法律事務所で債務整理をすることを決意します。

担当の司法書士から個人再生の方法も提案されますが、同居している両親に借金がバレるのを恐れたまみさんは任意整理での債務整理をすることになります。

任意整理をした結果、過払い金はありませんでしたが月々の返済額は任意整理前の半分にまで減り、支払い日の不安を大きく減らすことが出来ました。

完済にはまだ至っていませんが、順調に返済をすることが出来ているようです。

同居しているご両親にも知られる事無く、債務整理をすることが出来て本当によかったですね。

クレジットカードでの支払いだとお金を使っている感覚が無いという人にとって、リボ払いでの支払いは非常に危険です。

リボ払いでは月々の返済額は減りますが、非常に高い金利がかかります。

使った金額が大きくなると、元金が殆ど減らず、金利の返済を繰り返すという最悪な状態に陥ってしまう可能性も高いので注意が必要です。

リボ払いを利用している方は、自分の返済額どのくらいあり、毎月どの程度支払いが進んでいるのかを一度確認してみて下さい。

支払いが全然進んでいないのであれば、支払い方法を変える必要がありますし、支払いが難しいのであれば無料相談を利用して法律事務所に相談をしましょう。