ギャンブルと風俗でお金を使いすぎて借金150万円。平穏な日々を取り戻させてくれた債務整理

ガブ君さん(35歳 会社員 男性 宮崎県)からいただいた債務整理体験談です。

パチンコの負けを補填するために消費者金融から借金をしたガブ君さん。

それをきっかけに事ある毎に消費者金融から借金を繰り返すようになります。

気がつけば借金の総額は150万円に。

借金のストレスから逃れたい一心で、勝手に支払いをストップしてしまいます。

みんなの債務整理体験談メモ

お名前:ガブ君さん(仮名)
性別:男性(35歳)
職業:会社員
地域:宮崎県
債務整理方法:任意整理
借金の原因:ギャンブル、風俗
債務整理時の借金総額:150万円


債務整理で身も心も楽になりました

私は35歳既婚者の男性です。

私が初めて消費者金融でお金を借りたのは、7年ほど前の事でした。

給料日の夜8時からパチスロを打ち5万円負けてしまいました。

その5万円を補てんする為に消費者金融を利用しました。

この瞬間から、私の借金生活が始まりました。

好きな時にお金を引き出せる消費者金融

最初の5万円は、何とかやりくりしてすぐに返済をしたのですが、「好きな時にいつでもお金を都合できる」という罠にはまってしまいました。

最初の借金からしばらくして、同居中の妻と私の母の不仲から、引っ越しをすることになりました。

けれども、引っ越しの費用なんてありません。

そこで、10万円の枠だったキャッシング枠を30万円に拡大し、お金を借りました。

このころの返済額は月に1万5千円ほど、そのうち5千円ほどは利息です。

中々元金は減りません。

当時の仕事では、借金が返せないということもあり、私は転職をすることにしました。

出張先でギャンブルと風俗で散財

次の仕事は、全国を飛び回って行う営業職でした。

ホテル代や、交通費は出張前に現金で手渡しされるシステムで、受け取った現金をやりくりする必要があります。

最初の頃は、その費用をできるだけ節約し、自分の懐に入れるようにしていましたが、それも数か月。

出張先という開放感もあり、私はパチンコ・パチスロや風俗にのめり込み、1か月間の出張費を数日で使いきってしまうこともしばしばありました。

もちろんそうなると、ホテル代もありません。

月々の返済が出来なくなり自転車操業状態に

最初に借り入れをした消費者金融のキャッシング枠は、50万円で一杯です。

そこで私は、新たに2社からの借り入れを行い、借金を借金で返す自転車操業に陥ってしまいました。

当時の返済額は月6万円です、自分の収入からはもうとても払いきれる額ではなくなっていました。

返済を行わないと、自宅へ督促文書が届き妻にばれてしまいますので、数か月の間利息だけを払続ける生活を続けました。

自暴自棄になり返済を勝手にストップ

新たに借金ができなくなった私ですが、それまでの乱れた生活が元に戻るわけがありません。

大きな借金を抱えていること、それを誰にも相談できないこと、様々なことがストレスとなり以前にもましてパチンコ・パチスロ・風俗に通うようになりました。

そんな事をしているうちに私は利息の支払いさえもどうでもよくなってしまいました。

妻にばれてしまうこともあんなに恐れていたのに、ばれてもどうでもいい、むしろばれてしまった方が楽になるのに・・と思うようになりました。

支払いの期日を過ぎると、連日3社から督促の電話があるのですが全て無視していました。

ギャンブルと風俗でお金を使いすぎて借金150万円

ついに借金の事実が妻にバレてしまい…

支払いを諦めてから2か月ほどすると、3社から一斉に督促文書自宅に届き、妻にばれてしまいました。

真っ青な顔をした妻に説明を求められ、私は借金の理由を話しました(夫婦仲の事を考えて、風俗の事は伏せておきました)。

総額150万円以上の借金をどうするのか妻に問い詰められた私はそこで初めて、「債務整理」ということを考えました。

債務整理について調べてみると、県の消費者生活センターで無料相談を行っていることを知り、そこへ相談することにしました。

センターにつくと弁護士の先生がいらっしゃり、そこで借金の理由や額、返済の意思などを確認されました。

相談内容から、後日その先生の弁護士事務所へ伺うことになりました。

債務整理で取り戻した平穏な日々

事務所の方で、先生から債務整理を行うことを進められました。

債務整理の条件は、各社50万ずつの借金に対して今後利息を支払わずに済むこと、それぞれ月1万円の返済をすることとしました。

上記の条件で調停を行い、解決するまでは支払いの督促を行わないことになりました。

弁護士の先生に相談してから、調停が決まるまでの3か月の間督促も止まり、支払いもしなくて済んだので何年ぶりかの平穏な日々が戻りました。

結局、上記の条件で調停が済み、現在では各社に月1万円ずつの返済を行っている最中です。

ガブ君さん(35歳 会社員 男性 宮崎県)


ガブ君さんの借金内訳と債務整理後の状況

ガブ君さんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。

借金内訳

借金総額:150万円
消費者金融:
アコム:50万円
レイク:50万円
プロミス:50万円
借金開始から債務整理着手までの期間:約8年

債務整理後の状況

残債務:150万円
返済計画:(期間)約4年(返済)月3万円(各社1万円)
債務整理に踏み切った理由:
家族にばれたためと、返済ができなくなってしまったため
債務整理をした時期:2015年5月頃

平穏な生活と心を取り戻させてくれた債務整理

パチンコで5万円負けてしまったガブ君さん。

損失分を補填するために消費者金融から初めて借金をしてしまいます。

好きな時にお金を工面できる便利さから事ある毎に借金をするようになってしまい、月々の返済が厳しくなっていきました。

返済が難しくなった頃、その場を凌ぐために他の消費者金融からもお金を借りてしまい自転車操業状態に陥ってしまったガブ君さん。

借金という現実から逃れたい一心で勝手に支払いをやめてしまいます。

しかし現実からは逃れることは出来ず、ついに督促状が家に届き奥さんに借金がバレてしまいました。

奥さんにバレたことをきっかけに債務整理という借金問題解決の方法があることを知ったガブ君さん。

すぐに法律事務所に相談へ行き、任意整理という形で借金を返済することになります。

借金自体はなくなったわけではありませんが、無理のない返済計画をたてられたことで平穏な日常が戻ったガブ君さんでした。

まだ借金の完済には至っていないようですが、最後まで気を抜くこと無く借金を返しきって欲しいと思います。

多額の借金が明るみに出てもガブ君さんに離婚を言い出さなかった奥様には感謝ですね。

夫婦二人三脚で幸せな生活をのためにも頑張って欲しいと心から願っています。