ストレス解消の浪費とギャンブルが原因で借金200万。精神的な負担も無く簡単に出来た債務整理

さあやさん(30歳 会社員 女性 秋田県)からいただいた債務整理体験談です。

仕事のストレスから借金をしながらパチンコや浪費を繰り返すようになってしまったさあやさん。

次第に精神的にも病み始めてしまい、休職することになってしまいます。

収入のあても無い状態でしたが、既に借金は200万円という大きな金額になっていたため、債務整理をすることを決断します。

みんなの債務整理体験談メモ

お名前:さあやさん(仮名)
性別:女性(30歳)
職業:会社員
地域:秋田県
債務整理方法:任意整理
借金の原因:ギャンブル、収入に見合わない浪費
債務整理時の借金総額:200万円


ストレス解消とギャンブルが原因で借金生活

私はもともと、ストレスを抱えやすい性分でした。

順調だった仕事も、扱いにくい後輩の出現や、「仕事が出来るから」という理由で私だけ業務を増やされたことにより、疲労感が増えました。

気づけば、毎日会社帰りにパチンコをしたり、好きなものを食べたり飲んだりして、毎日お金を浪費していました。

ストレスが原因で派手な浪費生活

事務職で手取りは15万。

貯金どころかカードローンにも手を出しましたが、ストレス解消よりも日々のストレスのほうが大きく、誰に頼っていいかもわからず、どうしようもなくなっていきました。

次第に、仕事中も毎月のお金の返済のことばかりを考えるようになり、全く集中が出来なくなってきました。

お金を残そうと思えばストレスで死にそうになり、お金を遣えばそのぶん後悔が残る。

今思えば、ドロ沼状態だったのでしょう。

手取り15万のうち、毎月の返済額は13万で、それでもやっていけると信じていたのだから、本当に異常だったのです。

抑鬱状態になってしまい更に追い込まれた状況に

自転車操業状態を二年ほど続けたとき、私は仕事中気づかないうちに泣くようになり、精神科へ通院。

「抑うつ障害」と診断され、休職を命じられました。

そのときの借金は200万です。

ストレス解消の浪費とギャンブルが原因で借金200万

会社へ行くストレスがなくなり、これで安心と思いきや、今度は毎月の支払で頭がいっぱいになりました。

休職中は傷病手当というものが出ますが、これは毎月の給料の60%程度しか下りず、しかも休職してから貰えるまで2カ月半かかるのです。

それまでの生活費や通院費、毎月の支払は自分でなんとかするしかありません。

しかし、私は貯金もなく両親をアテにすることは出来ませんでした。

こんな状態では、正直いって病気を治すどころではありません。

スマートフォンで債務整理につて検索

不安から、毎日スマホをいじり、似たような経験をしている人がいないか探しました。

すると、「任意整理」という方法が目についたのです。

任意整理をすると、毎月の支払が減額される可能性があり、ブラックリストには載るものの、裁判所を通す必要がない。

抑うつで休職中とはいえ、まだ働きたい私にはぴったりだと思ったのです。

自分にあった弁護士事務所を見つける作業

それから、ネットで任意整理についての情報を集めました。

ポイントは、口コミと着手金と成功報酬です。

まず、高圧的な態度の弁護士事務所の方はやめようと思っていました。

自分が抑うつ状態で不安でいっぱいのとき、そのような方を相手にするのは非常にエネルギーを使うからです。

さらに、着手金無料と宣伝されても、結果的に成功報酬で一社50000円取るようなところでは意味がないし、その文面でお客さんを騙そうとしているように感じられて、信用できないと感じたからです。

これらの条件から、良さそうな事務所をピックアップし、とある一社に相談してみることにしました。

任意整理の手続きをして不安が解消

最初は電話の無料相談で、女性事務員が対応してくれましたが、私の聞きたいことにスムーズに答えてくれました。

着手金、成功報酬は一社につき4万、と非常に明朗な答えが返ってきて、不安障害も持っている私にはとてもありがたい対応でした。

申請書類も滞りなく届きその内容を確認して、電話で聞いた内容と書類の内容に全く相違がないことを確認して、私は安心してハンコを押しました。

その月からカード会社からの引き落としは止まり、本当に憑き物が取れたような安心感を覚えました。

結果としては、半年ほど弁護士さんに3万ほどお金を払い、それ以降はほぼ同額をカード会社に払うことになりました。

一度だけ、弁護士さんとの面談もありましたが、とても感じの良い方との5分程度のお話しで、全くストレスは感じませんでした。

5年ほどの返済ですが、利息つきで毎月13万を払っていたころの自分にしては、十分すぎる結果です。

むしろ、自分がだらしなくて作った借金なのに、こんなに良くしてもらってよいのか……と戸惑うぐらいです。

苦しかった借金生活を振り返って

まず、反省点としては、自分がストレスを抱えやすい体質と感じたら、人生の早いうちにお金のかからない趣味を見つけることです。

そして、精神障害にかかるぐらいの職場は、どんなに待遇が良くても自分には合わないと思って、早めに距離を置くことです。

退職でも、休職でも構いません。

正社員じゃなくても良いと思います。

人間、生きている限りは、一生仕事をしなくてはいけません。

そこの土台が崩れたらどうしようもないのです。

私のように、ストレスでお金を使いこみ、そのせいでさらに鬱になってしまうような人は、特に仕事について考えるべきです。

さあやさん(30歳 会社員 女性 秋田県)


さあやさんの借金内訳と債務整理後の状況

さあやさんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。

借金内訳

借金総額:200万円
クレジットカード:
楽天カード:10万円
三井住友VISAカード:90万円
消費者金融:
イオン銀行:105万
借金開始から債務整理着手までの期間:約2年

債務整理後の状況

残債務:不明
返済計画:(期間)2年(返済)月32,000円
債務整理に踏み切った理由:
取り立ての方が実家まで押しかけ家族にばれたため
債務整理をした時期:2010年9月頃

返済に悩まされていた不安な日々から開放してくれた債務整理

仕事のストレスが原因で、借金をしながらパチンコと浪費を繰り返す日々を過ごしていたさあやさん。

仕事のストレスに加え、返済のストレスも重なったことで精神的に崩れてしまい仕事を休職することになってしまいます。

周囲に頼れる人もいなかったさあやさんは、似たような境遇の人を探す中で、債務整理という方法があることを知りました。

自分にあった条件の法律事務所を探し、そこで任意整理をすることが出来たさあやさんは、借金の不安から解放されます。

債務整理の時期からすると、既に借金は完済したのだと思われます。

債務整理という借金問題解決の方法を知ることが出来て本当に良かったです。

さあやさんのようにストレスが原因で借金生活に陥ってしまう人はたくさんいます。

今はクレジットカードが簡単に手に入りますから、自分の手持ち以上のお金が使える環境が整いやすいのもあるでしょう。

それでも、自分の収入と貯金額をしっかりと把握し、身の丈にあった生活を心がけるようにすれば、借金地獄に落ちることはありません。

生き生きとした生活を送るためにも、必要以上の借金はしないように気を付けて下さい。