彼氏に教わったギャンブルにハマリ過ぎて借金450万円。任意整理も出来ず自己破産をすることになった債務整理体験談

2018年1月9日

ハートさん(36歳 専業主婦 女性 奈良県)からいただいた債務整理体験談です。

当時交際をしていた彼に教わったギャンブルにハマってしまったハートさん。

金銭感覚が麻痺してしまったハートさんはクレジットカードのキャッシングや、消費者金融からお金を借りてまでギャンブルにのめり込んでいきました。

その結果、ギャンブルをするために複数の消費者金融から借金を重ねてしまい、借金の総額は450万円にまで膨れ上がってしまいます。

みんなの債務整理体験談メモ

お名前:ハートさん(仮名)
性別:女性(36歳)
職業:専業主婦
地域:奈良県
債務整理方法:自己破産
借金の原因:ギャンブル 収入に見合わない浪費
債務整理時の借金総額:450万円


多重債務による自己破産体験談

今から10年程前、当時付き合っていた彼氏とギャンブル(主にスロット)にハマってしまいました。

初めは自分の給料の範囲内でやりくりしていたのですが、どんどんつぎ込む金額が大きくなってきたり、彼氏の軍資金までも私が用意するようになってしまったので貯金も使い果たしてしまいました。

直ぐに返せると考えていたので、初めはクレジットカードのキャッシングを数万円借りては返してを繰り返していましたが、借りる金額がどんどん大きくなってきてしまい、キャッシングの限度額いっぱいまで借り入れが膨れてしまいました。

この段階では10万程の借入額だったと思います。

金銭感覚が麻痺してしまい借り入れ金額が増大

それでもギャンブルからは離れられなかったので、今度は消費者金融で借り入れを始めました。

キャッシングの借り入れもあったのでその返済分と軍資金を借りていましたが、この頃から少し金銭感覚がマヒしてギャンブルにいく回数も増え、それと比例するかのように借入額も増えていきました。

とうとう消費者金融1社ではお金も足りなくなってきたので、また別の会社で借り入れを始めました。

返済が出来なくなり滞納がスタート

そんなことをしているうちに2年が経ち、クレカのキャッシングが数枚分、消費者金融4件で借り入れをしてしまい債務額は450万くらいになり、とうとう返済できなくなって滞納が始まりました。

当たり前ですが、そこからは返済の催促の電話がかかってきたり自宅に督促状が届くようになったり、実家住まいだったので両親に借金があることがバレてしまいました。

彼氏に教わったギャンブルにハマリ過ぎて借金450万円

短い期間の大きな借金のため自己破産に

金額が大きかったので返済はもう難しいと判断して、すぐに相談できる弁護士か司法書士を探しました。

自宅からアクセスしやすいところに司法書士事務所があったのでそこで相談することにしました。

母と一緒に相談に行きここまでに至った経緯を説明しましたが、短期間で莫大な金額になったことから、任意整理をしても金額はほとんど変わらないだろうということで自己破産を勧められ自己破産をするこにしました。

自己破産をするにあたって私が何かするということはなく、司法書士さんが裁判所とやり取りをして必要な書類を私が事務所に届けにいくくらいでした。

最終的には免責を受けて債務が0になるけど、反省の意味も込めて恐らく裁判所に15~20万くらいは支払わなければならなくなると思うのでお金を貯めておいてくださいと言われていました。

自己破産が認められるまでの大まかな流れ

半年くらいたった時に裁判所に行き裁判官との面接がありました。

その面接次第で免責を受けれるかどうか決まるという大事な面接でしたが、どんな質問がされるのかは司法書士さんからある程度聞いており答え方も教えていただきました。

面接が終わり反省のお金の支払いはなかったのですが、後日提出の反省文を書くように指導されました。

反省文は自分なりにまとめて書いていったのですが、それを元に司法書士さんが添削・清書をし裁判所に提出してくれました。

最終的に免責を受けることができ債務は0となりました。

深く反省して少しずつ貯金をする生活に

私は自己破産だったので、免責を受けてから7年間はクレジットカードを作ることも借り入れをすることもできないこと、お金に関係するような仕事につくことはできないことを伝えられました。

今回自己破産をしてしまわないといけないほどにギャンブルにハマり借金をしてしまい、両親に多大なる迷惑をかけ本当に反省をしました。

自己破産をする頃にはその時の彼氏とも別れギャンブルからも足を洗い、少ない金額ですが貯金をしながら生活をするようになりました。

思い出すと未だに苦しくなる借金をしていたあの頃

もうすでにクレジットカードを作れる年数が経ちましたが特にクレジットカードを持つ必要性も感じないので作っていません。

今では結婚をし子供にも恵まれ平凡に生活をしています。

時々当時の事を思い出したりしますがすごく胸が苦しくなります。

借金は作らないに越したことはないですが、どうにもできなくなったら勇気を出して債務整理する方がいいのではないかと思います。

ハートさん(36歳 専業主婦 女性 奈良県)


ハートさんの借金内訳と債務整理後の状況

ハートさんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。

借金内訳

借金総額:450万円
クレジットカード:
カード会社(不明):ショッピングとキャッシングで150万円
消費者金融:
消費者金融(不明):300万円
借金開始から債務整理着手までの期間:約2年

債務整理後の状況

残債務:自己破産による免責のため無し
返済計画:自己破産による免責のため無し
債務整理に踏み切った理由:
月々の返済ができず滞納し家族にバレてしまったため。
債務整理をした時期:2008年頃

どうにもならない借金問題を解決してくれた債務整理

当時交際していた彼氏に付き添って行ったスロットにハマってしまったハートさん。

彼の軍資金も出しながらどんどん大きな金額で賭け事をしていたため、あっという間に貯金が底をついてしまいます。

スロットをやるためのお金を用意するために、クレジットカードのキャッシングを使いながらもギャンブルを続けたハートさん。

それでもお金は足りなかったので消費者金融からも借金をし、更にギャンブルにのめり込んでいってしまいました。

金銭感覚が麻痺してしまったハートさんは、それ以降も借金を重ねながらギャンブルを続けていきます。

その結果、2年足らずで450万円という大きな借金を背負うことになってしまいました。

毎月の返済額も大きくなり、返済が難しくなってしまったため次第に滞納をするようになったハートさん。

督促状が家に届いてしまい、両親に借金をしていることがバレてしまいます。

借金を何とかするために司法書士事務所へ相談へ行き、任意整理の手続きを希望しますが、金額と借金の期間が短いことを理由に自己破産をすることに。

司法書士に手続きを任せて、無事に自己破産をすることが出来たハートさんの借金は0になりました。

今では専業主婦として生活をし、お子さんもいる普通の生活が遅れているようですね。

無計画な借金をしてしまったのは反省しなければなりません、早めに専門家に相談をして本当に良かったです。

今でも少しトラウマとして、借金をしていた時代を思い出されているようですから今後借金をするようなことは無いと思いますが、気をつけるようにして下さいね。