離婚時から膨らみ続けた借金400万円を返済するために風俗へ。自殺も考えましたが個人再生で救われました。

えいえいさん(51歳 派遣社員 女性 東京都)からいただいた債務整理体験談です。

えいえいさんは離婚後の一人暮らしをきっかけに借金をしました。

高い月収があったのですぐに返済できると軽い気持ちでいましたが、浪費癖がついてしまい借金は膨らむ一方。

ついには風俗で働きもしましたが、ストレスからの胃潰瘍で入院してしまいました。

借金は400万円ほどになり、えいえいさんの頭には自殺もよぎりました。

みんなの債務整理体験談メモ

お名前:えいえいさん(仮名)
性別:女性(51歳)
職業:派遣社員
地域:東京都
債務整理方法:個人再生
借金の原因:収入に見合わない浪費
債務整理時の借金総額:400万円ほど

債務整理体験談
一度お金を借りてから歯止めが効かなくなり、借金が400万円に

浪費で増えた借金が返せなくなり風俗へ、そして入院。一時は自殺も考えました

離婚し一人暮らしの費用を借りたのが借金の始まりでした

現在、個人再生後の返済中です。

月20万円以上あった色々な返済が月3万程度(3か月毎に9万弱)になり、誰にも言えない借金の苦しみが激減されました。

本当にだらしなくみっともない話なのですが、もしどなたかのお役に立てれば幸いです。

まず、離婚をするために一人暮らしの費用を借りたのが始まりでした。

慰謝料も何ももらわず、とにかく1日も早く家を出たかったので、最初は消費者金融から30万円、引っ越し費用や家具家電などクレジットカードで20万円位使いました。

派遣社員の割にはお給料は高めで月収27万円くらいもらっていましたから、すぐに返済できるという軽い気持ちでいました。

独身にかえった解放感もあり、若い子のようにキレイに着飾ったりブランドのバッグを持ったりと、元々持っていた見栄っ張りの性格が災いをしました。

自分の好きなものだけに囲まれて生活できることも嬉しく、インテリアや小物などの買い物もどんどんしていきました。

クレジットカードをさらに作り、買い物を続けては返済のために消費者金融から借金するという、絵に描いたような負のサイクルを続けていました。

借金を返すために風俗へ、そしてストレスから入院

そのうちどこからも借りることができなくなり、返済に困ったあげく、本当にお恥ずかしい話ですが熟女人妻系の風俗でバイトをして返済に充てました。

しかし昼の仕事の後だけでは時間にも限りがあるため思うように稼げなくなり、ついに昼の仕事をやめ風俗一本となりました。

月に40万くらいは稼げてはいたのですが、風俗の仕事というのは精神的に辛いことも多く、ストレスから胃潰瘍になり入院、そこまで行くともう風俗に戻ることはできませんでした。

とりあえず働かなくては、とまた派遣社員の仕事を始めましたが、もちろんお給料は月々の膨大な返済額には及びません。

迫ってくる返済日を前に命を絶ちたいと思ったこともありましたが、私には死ぬ勇気もありませんでした。

困り果て精神的にも追い込まれていた時に、ネットで偶然出てきた広告に目が留まりました。

アヴァンス法律事務所の広告でした。

ずっと一人で苦しんでいた私に応援してくれる人が出来たことが嬉しかった

夜中にも関わらず相談の電話をし、翌日折り返しの電話もいただいた時には「一緒に頑張っていきましょう」の励ましの言葉に涙が溢れました。

ずっとずっと一人で苦しんでいたのに、応援し正しい道へ導いてくれる人がいることが嬉しかったのです。

個人再生という制度で、3年で100万くらいの支払いになるように進めていただくことになりました。

私は東京在住ですが、私が契約をしたアヴァンス法律事務所は大阪だったので、やりとりは大阪の事務所と電話、郵便、メールがほとんどでした。

東京にも事務所があり、そこの司法書士の先生と2回だけは必要手続きのためお会いしました。

まとまったお金などありませんでしたから、着手金や費用は最初に月8万くらいを4回ほど支払い、それが払い終わってから正式に手続きが始まるという流れでした。

しかし着手金の支払いを始めた時から、もう各社への返済はストップになっていたので、精神的にも経済的にもかなり楽になりました。

手続きを初めてしんどいなと思ったことは、様々な書類を揃えて提出したり、どうして借金地獄に陥ったかなどの経緯を書類を作成のために思い出したことくらいです。

自分の恥ずかしい一面を確認し、それを他人に伝えるというのは結構辛いものでしたが、毎月の返済に困り続けたこと、風俗で辛い思いをしたことを考えたら何てことないことだと思い直したものです。

一人で悩まず勇気を出して助けを求めて下さい

おそるおそる最初の相談の電話をしてから1年1か月で個人再生が決定し、その2か月後に1回目の返済ができました。

今は4回目まで終了しましたので、あと8回。

完済までは何を置いても遅れないように支払っていきます。

どれほど辛い状況でも、助かる道はあります。

一人で悩みを抱えこんでいるなら、最初の勇気をふりしぼって助けを求めてください。

私は今、幸せです。

そして今は身の丈に合った生活をしています。

もう、あんな苦しみは二度と味わいたくないですから。

えいえいさん(51歳 派遣社員 女性 東京都)


えいえいさんの借金内訳と債務整理後の状況

えいえいさんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。

借金内訳

借金総額:400万ほど
クレジットカード:
JCB:100万円
楽天:50万円
三井純友VISA:50万円
イオン:30万円
ジャックス:40万円
消費者金融:
バンクイック:50万円
モビット:80万円
借金開始から債務整理着手までの期間:7年

債務整理後の状況

残債務:約100万円
返済計画:(期間)3年/12回(返済)月約28,000円
債務整理に踏み切った理由:
月々の返済が出来ずに滞納してしまった。
債務整理をした時期:2017年1月ごろ

自殺まで考えた私の人生を一転させてくれた債務整理

離婚時の引越し費用を賄うために、借金をしてしまったえいえいさん。

それをきっかけに、独身時代の華やかな自分を取り戻そうと、ファッション類などにお金をかけるようになってしまいます。

当然そのお金は借金で賄っていたため、一気に借金は膨れ上がり気がつけば400万円という大きな金額になってしまいました。

何とか返済をするために、昼間の派遣業務以外にも風俗店で働きますが、兼業は厳しかったため風俗一本に転身。

しかし、風俗という過酷な仕事のストレスにより体調を崩してしまい、満足に働くことができなくなってしまいます。

いよいよ返済も厳しくなり、自殺も考えるようになってしまったえいえいさん。

そんな時、偶然ネット広告に出てきた債務整理の広告を見て、藁をもすがる思い出法律事務所に電話をかけます。

早速その事務所に相談をしたところ、金額の大きさや現在のえいえいさんの心身状態から個人再生をすることに。

個人再生が認められるまでに多少の時間はかかりましたが、無事に個人再生は認められ、月々の返済額を大幅に減らすことが出来ました。

まだ返済は終わっていないようですが、返済を第一に考える生活が出来ているようですので、このまま最後まで頑張ってほしいと思います。

借金問題は一人で抱え込んでしまう人が多い、非常にナイーブな問題です。

借金は恥ずかしいことだという日本人の意識がそうさせてしまうのでしょう…。

しかし、借金を解決する方法はあります。

たった一度の過ちで命を断ってしまうという選択は絶対に避けて下さい。

気軽な気持ちで法律の専門家に一度相談しましょう。

その一歩が踏み出せれば、新しい人生を切り開くきっかけになるかもしれませんよ。