住宅ローンを組んだ後に出産・解雇になり借金700万円。子供と二人で途方に暮れていた時に自己破産で救われました

何も知らなかったバカな女さん(42歳 女性 会社員 神奈川県)からいただいた債務整理体験談です。

何も知らなかったバカな女さんは20代半ばで3,000万円以上のローンを組み、新築マンションの一室を購入しました。

特に問題もなく月々の支払いが出来ていたのですが、お付き合いしていた男性の子供を妊娠し、その彼が逃げて行ったことから歯車が狂い始めます。

勤めていた会社は妊娠を理由にあっさりと馘に。

マンションも売りましたが、700万円の借金が残ってしまいました。

みんなの債務整理体験談メモ

お名前:何も知らなかったバカな女さん(仮名)
性別:女性(42歳)
職業:会社員
地域:神奈川県
債務整理方法:自己破産
借金の原因:住宅ローン
債務整理時の借金総額:700万円ほど

債務整理体験談
マンション購入後に不幸が続いてしまい自己破産

深く考えずに組んだ3,000万円の住宅ローンが払いきれなくなり自己破産

住宅ローンでの自己破産経験者です。

20代半ば、世の中に名の知られている会社に勤めていた私は、広くて綺麗な所に住みたいと、あまり深く考えもせずマンションを購入しました。

不動産のちらしを見れば必ず書いてある「月々の返済〇〇〇円!今の家賃とご比較ください!」のあおり文句も、素直に「そうだよね~!家賃払うなら購入しちゃって自分の資産にした方がお得じゃん!」なんて考えてのことです。

確か当時は銀行もガシガシお金を貸したい時代であった為、20代半ばの独身女性の私でも問題なく3,000万円以上の住宅ローンを組めました。

頭金も一切なく、全額借入金のみで、新築マンションの1室を購入したのです。

妊娠をきっかけに狂い始めた人生の歯車

ところが、その後お付き合いを始めた彼との子どもを妊娠。

すっかり結婚するものと思っていたのですが、まんまと彼が逃げていきました。

今なら大問題になるかと思いますが、当時特殊な職種についていた私は、妊娠、出産後はその職務は出来ないと会社に判断され、異動の話も無くクビ宣告。(本当に当時は妊娠でクビが許された時代なのです…)

子供とマンションだけが私に残り、無職に…。

両親も既に他界していたこともあり、経済面で助けてもらえる人もいなかったので、すぐさまマンションを売る決断は出来たのですが、最寄の駅から20分と条件が厳しくなかなか買い手は見つからず。

当然、マンションは売れなくても毎月のローンの支払いはちゃり~んちゃり~んと、律儀に口座から消えていき、マンションがための管理費、修繕積み立て金もちゃり~んちゃり~んと毎月飛んでいき、固定資産税もドン!と封書で無慈悲にお知らせ…。

「月々の返済〇〇〇円!今の家賃とご比較ください!」←これ、本当にローン部分だけの話であって、持ち家になったらそれ以外にもたっぷりお金がかかるんですよね…。

20代の私は、本当に世の中のお金の仕組みを何にも分かっていませんでした。(それと、男を見極める目も持っていませんでした…)

ようやく売れたマンション…しかし借金が残り

あまりの買い手のつかなさに、不動産業者への売却(買ってくれるが、かなり安い金額になる)も検討し始めた頃にようやく買い手が付きましたが、購入価格からマイナス1,000万円の損…

家が売れると、家を担保にローンを組んでいるので、差額は一括で返却しなければならないんですよね…。

泣く泣く法テラスに駆け込み、自己破産を勧められました

当時は、自己破産をするという事で自分に将来は無くなってしまったと、何度も何度も子供を養護施設に預ける事を頭でシミュレーションしていました。

自分一人が生きていくのは何とかなる。

子供をその道連れには到底出来ない、と考えていました。

破産後、自治体の母子家庭支援センターに紹介して頂いたパートにつくことができ、低所得だったため児童扶養手当も受給し、どうにかご飯は食べていける生活を3年ほど続けた後、求人サイトで応募した中小企業に正社員として採用されることになりました。

自己破産は人生の終わりではない

あれから数年経ちますが、クレジットカードが作れなかったり、ローンが組めない制約があるとはいえ、サラリーマンの平均並みの給与も頂けるようになり、おなかいっぱいご飯が食べられて、毎日お風呂に入れて、あったかいふとんでぐっすり眠れて、たまに旅行にも行けて。

ローンを組んで家計をやりくりしているご家庭より、明るい財政状況ではないかと思います。

おそらくもうすぐローンも組める頃ではありますが、生涯賃貸か購入かを冷静に比較して考えると、賃貸の方がお得なのと低リスク(私の場合のケースです)である事も、勉強して分かりました。

「自己破産は人生の終わり」と思っていましたが、つまりはお金を借りる事が一定期間出来なくなるだけで、何もそれで生活出来なくなるわけもなく、自分の収入に見合った生活をしていれば今の日本で死んでしまう事は無いです。

「お金」を借りるか、「家」を借りるか。

住宅ローンに限らず、ローン(やクレジット)を組む時は常に心がげています。(学校でもちゃんとお金の勉強をしてほしいですね!)

何も知らなかったバカな女さん(42歳 女性 会社員 神奈川県)


何も知らなかったバカな女さんの借金内訳と債務整理後の状況

何も知らなかったバカな女さんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。

借金内訳

借金総額:700万円ほど
銀行:
三井住友銀行:700万円
借金開始から債務整理着手までの期間:3年ほど

債務整理後の状況

残債務:自己破産なので0円
債務整理に踏み切った理由:
会社をクビになり、収入が無くなったため
債務整理をした時期:2008年5月頃

自己破産では人生は終わらない

有名企業に勤めていたバカな女さんは不動産屋の口車に上手くのせられてしまい、マンションを購入します。

この時背負った借金は3,000万円の住宅ローンでした。

そんなとき、当時交際をしていた男性との間に子供ができます。

しかし、この男性は子供ができたとわかると突然蒸発。

バカな女さんは一人で育児をすることになってしまいます。

さらに、当時バカな女さんが就いていた会社に妊娠、出産後には同じ職務はできないということで解雇されてしまいます。

購入したマンションを手放すことを考えたバカな女さんですが、売却をしても1,000万円の負債が残ることがわかり、法テラスへ相談をすることに。

結果として担当の弁護士から自己破産をすすめられます。

様々な不運が重なってしまい、一時は子供を施設に預けることを考えたバカな女さんですが、自己破産をすることで子供と一緒に暮らす未来を手に入れることができました。

今回、バカな女さんがこのような状態に陥ってしまった最初の原因は安易にマンションを購入してしまったことがきっかけです。

しかし、マイホームを持つということは決して悪いことではありません。

安易に購入をせず、自分の資産状況や未来にかかるお金、マンションの立地条件など様々な視点から購入を行えば資産になります。

大きな買い物をするしっかり物件を吟味することが大切です。

多くの不運が重なり、自己破産という結果を迎えてしまったバカな女さんですが、自己破産のお陰で子供と過ごす未来を手に入れることが出来ました。

これから先も育児と仕事で大変な苦労があるでしょうが、前を向いて人生を歩んで欲しいと思います。