パチンコ・競馬のギャンブルが原因で借金280万円。ギャンブル中毒の私を更生してくれた任意整理体験談

ゆーさん(37歳 派遣社員 男性 北海道)からいただいた債務整理体験談です。

ギャンブルにハマってしまったゆーさんは、消費者金融から借金をしてまでも賭け事をする毎日を過ごしていました。

気がつけば借金の総額は280万円という大金になっており、借金の返済に追われる日々が始まります。

みんなの債務整理体験談メモ

お名前:ゆーさん(仮名)
性別:男性(37歳)
職業:派遣社員
地域:北海道
債務整理方法:任意整理
借金の原因:ギャンブル
債務整理時の借金総額:280万円


債権者からの督促に苦しむ日々を任意整理で借金問題を解決

20代のころから競馬やパチンコを始め、当初は給料の範囲内で遊んでいましたが、やがて賭けない日は無いという位、完全にギャンブルにのめり込んでしまい、気付いた時には多額の借金を重ねていました。

2010年に消費者金融で借金を始めて以来、5年ほど借金に追われる毎日でした。

給料日を迎えても、すぐに返済しなければならなかったので、お金に余裕のある日は一日も無く、給料日がまったく楽しみではありませんでした。

また、返済しては借入という自転車操業の状態で、キャッシング枠を満額使い果たしたところで、ついにクレジットカードの現金化にまで手を出してしまいました。

当然借金は一向に減らず、将来の見通しが立たない状態でした。

ただ、期日までにはきちんと返済しており、延滞は一度もありませんでした。

返済の滞りをきっかけに債務整理を決断

そのようなギリギリの生活をしている中、体調不良で仕事を2週間ほど欠勤した時期があり、翌月の給料が半減したため、ついに返済が滞ってしまいました。

当時は計4社に債務があり、それぞれから督促が続く毎日で、携帯電話の着信履歴や郵便受けを見るのが本当に怖かったです。

精神的にも追い込まれる中、最後の望みとして今まで利用したことが無い消費者金融や銀行に、おまとめローンの申し込みもしました。

しかし、残債の額が年収を超えている状態でもあったので全て断られてしまい、これ以上返済を続けることが困難と判断して、2015年4月、ついに債務整理を決意しました。

当時の債務の内訳は、①三菱UFJニコス(ショッピング:1,522,491円)、②プロミス(649,307円)、③三井住友銀行(506,290円)、④アコム(174,640円)です。

ギャンブルにハマってしまい借金280万円

ネットで債務整理に関する情報収集

債務整理を進めるにあたり、まずがネットで債務整理の種類や方法を調べました。

自分の場合は、周囲に知られずに進めることが最優先だったので、裁判所を介さない任意整理を選びました。

依頼する弁護士は、検索サイトで、「任意整理 ○○市(自分の居住地)」のワードで検索しました。

実際に任意整理を行った方の口コミや費用などを比較しましたが、最終的にはテレビCMや広告で見たこともあり、債務整理の実績が豊富なアディーレ法律事務所に依頼することにしました。

費用が割安な個人事務所もいくつかありましたが、やはり確実に進めてもらうことが第一だと思うので、相応の実績があるところに依頼するのが一番安心だと思います。

法律事務所で債務整理の相談

早速電話で面談の予約をし、後日事務所で面談を行いました。

事務所の様子は、相談ブースがいくつかあるようでしたが、完全個室でプライバシーも確保され、安心して話せる環境だと思いました。

まずは20代の女性事務員との1対1の面談で、借金の経緯や収入の状況などを聞かれました。

自分の場合、借金のきっかけがギャンブルだったので、お叱りを受けることも覚悟していましたが、そのようなこともなく、事務員の方は淡々と話を進めてくれました。

ひととおり状況を説明した後、弁護士も交えて任意整理までの流れを確認し、その場で委任契約を締結しました。

着手金等の費用は、その場で内金10,000円を支払いましたが残りは分割払いにしてもらい、翌月から返済金の積立口座に振り込む方法で支払うことになりました。

過払い金の返還と任意整理で借金額が大幅に減少

委任契約から6か月ほどで各債権者との和解に至り、過払い金もあったため、1社(アコム)は完済となり、更に136,000円の過払い金返還もありました。

なお、返還された過払い金は、直接現金が手元に戻ってくるわけではなく、これから始まる他社への返済原資に充てられるため、積立口座にストックされることになりました。

また、和解契約により、将来利息がカットされて減額された債務もあり、任意整理後の債務の内訳(残債額、毎月返済額、返済回数)は、①三菱UFJニコス(1,516,625円、月25,000円、61回払い)、②プロミス(611,131円、月11,000円、56回払い)、③三井住友銀行(506,290円、月9,000円、57回払い)となりました。

任意整理をきっかけに今までの生活を見直し

現在も返済中で、生活は決して楽ではありませんが、それでも督促に怯えていた頃に比べれば、精神的に本当に楽になりました。

任意整理後はギャンブルからは足を洗い、一から生活を見直しました。

給料日後すぐに返済金を振り込み、残りのお金を計画を立てて支出するように心がけています。

また、今まで貯金という習慣がまったくありませんでしたが、自動積立式の貯金を始めたことで半ば強制的に貯金をするようにしています。

自分のように、貯金の習慣が無い方にはとてもオススメです。

ギャンブルは時間の無駄だったと実感

借金を重ね、任意整理にまで至った今となっては、これまでギャンブルに費やしてきた時間が、いかに無駄だったのかと後悔しています。

ギャンブルにのめり込んでいる間も、大負けするたびに「二度と行かない」と言い聞かせるものの、翌日には負けを取り返そうとして、再びギャンブルをしていました。

ギャンブルで勝ち続けることなどできないことに早く気付くべきだったと思うのと同時に、誘惑に打ち勝つ強い意志を持ち続けることが大切だと思いました。

ギャンブル以外にも、浪費などで借金を抱えている方もいると思いますが、借金をしてまですることではありません。

多重債務で苦しんでいる方は、まず何が借金の原因なのか考え、借金の元になる行動を控えることから始めましょう。

ゆーさん(37歳 派遣社員 男性 北海道)


ゆーさんの借金内訳と債務整理後の状況

ゆーさんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。

借金内訳

借金総額:280万円
クレジットカード:
三菱UFJニコス:150万円
消費者金融:
アコム:15万円
プロミス:65万円
銀行系カードローン:
三井住友銀行:50万円
借金開始から債務整理着手までの期間:約5年

債務整理後の状況

残債務:260万円
※アコムから31万円の過払い金返還があり、アコムは全額完済。
返済計画:(期間)5年(返済)月4,5000円
債務整理に踏み切った理由:
月々の返済ができなくなり、延滞が始まってしまったため。
債務整理をした時期:2015年4月頃

ギャンブル中毒を治してくれた過払い金と任意整理

競馬やパチンコなどのギャンブルにハマってしまったゆーさん。

賭け事をしない日はない程、毎日のようにギャンブルをする生活を続けていました。

給料だけでは足りず、消費者金融からも借金をしながらギャンブル生活を続けた結果、借金の総額は280万円にまで膨れ上がってしまいます。

ある時、病気で会社を2週間ほど休んでしまい、その月の給料が大幅に下がったことが原因で返済に遅れが生じてしまいます。

この延滞をきっかけに、借金問題を解決するためにインターネットで債務整理に強い法律事務所を探したゆーさん。

有名なアディーレ法律事務所に債務整理の相談をすることにしました。

任意整理での契約をすることにしたゆーさん。

手続きの結果、過払い金の返還もあり、1社を完済することに成功します。

他にも数社借り入れがあったため、まだ完済には至らないようですが、ギャンブルから足を洗い、地道に借金完済への道のりを進んでいるようです。

過払い金もあり、一社だけでしたが完済させることも出来てよかったです。

自分でしっかりと情報を調べてから法律事務所に相談すれば、腕のいい弁護士にあたる確率も高くなりますからね。

任意整理後は、ギャンブルから足を洗い、貯金もすることができてるようです。

再びギャンブルの世界に足を踏み入れてしまう可能性も無いとは言い切れませんが、今のゆーさんでしたら大丈夫でしょう。

このまま、ギャンブルの世界からは離れた生活を是非続けて下さい。

借金の完済にはまだ時間がかかりますが、その後の生活も考えて、計画的にお金を使って欲しいと思います。